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Namalessまとめ
田村君。会話文オンリー。
カプリット「タコ焼きが安売りされてたから買ってきてやったぞ。三人分」
ぐれーてる「マジで!?」
バティドゥア「八月八日だから? 八月八日だから安かったんでござるか?」
カプリット「何言ってんだ貴様。意味が分からん」
バティドゥア「だから、タコの足が八本だから……」
カプリット「意味が分からん。貴様、もう喋るな。黙って食え」
ぐれーてる「バティドゥア、お前タコ嫌いだろ? 俺が食ってやるよ!」
バティドゥア「いや、普通に好きでござるよ。拙者より意味分からん事を頼むから言わないでくれ」
ぐれーてる「そっか、好きなのか。お前見るからにタコ嫌いって感じの顔してんのに、好きなのか……」
バティドゥア「ぐれーてる殿の目に拙者の顔はどんな風にうつってるんでござろうか」
ぐれーてる「あ! でもお前紅しょうが嫌いだろ? 紅しょうが嫌いって事にしようぜ! 仕方ないから、俺がお前の分も食ってやるよ!」
バティドゥア「拙者の設定を捏造してまでタコ焼きをたくさん食いたいのかおぬしは。今更食いしん坊キャラになったところで出番は増えぬでござるよ」
カプリット「仕方がないな。私の分を半分わけてやろう」
ぐれーてる「さすがリーダー!」
カプリット「何、気にするな。どうせバティドゥアの金で買ったものだ」
バティドゥア「マジかよ。……タコだけに、カプリット殿をタコ殴りにしたい気分になってきたでござる」
カプリット「良いだろう、かかってこい。そんな貴様に焼きを入れてやるのも、リーダーの務めというものだ」
――――
「俺とバティドゥアが結婚したら、俺はぐれーてる・コープスになるのか」
「そうでござるね」
「なんかダサくて嫌だ。もっと良い名前になりたい」
「それに関しては安心して良いでござる」
「なんで?」
「拙者とぐれーてるが結婚する事などありえない」
「なるほど、確かにその通りだ。良かった、安心したー」
◆
「俺とミズハシが結婚したら、俺はぐれーてる・シュウジになるのか」
「シュウジは名字じゃなくて名前です。というか、なんですかいきなり突然。申し訳ないんですけど、俺にはもう心に決めた人がいるんで他当たってくださいよ」
「あ、ああ、そうだよな。辛い事思い出させちまってごめん」
「いや、なんで俺の恋がまるで上手くいかなかったとでもいうようなリアクションしちゃってるんですか。確かに上手くいってはなかったけど、失敗はしてないのでまだまだチャンスはあります。自分の世界に戻り次第、俺は彼女にアタックしていくつもりですよ」
「そうだよな。来世とかならさすがのお前も幸せになれるに違いねぇよな。頑張れよ!」
「来世て」
◆
「俺とリーダーが結婚したら、俺はぐれーてる・リーダーになるのか」
「ツッコミどころが多すぎて追いつかん。ちょっと誰かミズハシを呼んできてくれないか?」
「そもそも、この間抜けな発音の名前のせいでどの名字でもダサく感じるんじゃないか、って今気付いた。俺、改名しようかな」
「勝手にしてくれ」
「今後はグレーテルって名乗る事にするわ」
「そうか」
「ちなみに、グレーまでが名前で、テルが名字な」
「ああ、フルネームなのか」
「そしたら、リーダーと俺が結婚した場合、俺はグレー・リーダーになるわけだ」
「灰色のくせにリーダーなのか。レッドに怒られるぞ」
「じゃあ、もうレッドに改名するしかねぇな」
「なんでそうなるんですか!?」
「ようやくきたか、ミズハシ。もといツッコミ係。遅かったな」
◆
「俺とトレニアが結婚したら、俺はレッド・トレニアになるわけだな」
「レッドという言葉がどこからやってきてどこに行くのがひどく気になるところで御座いますが、ここはあえて空気を読みつつもキャラ崩壊な普通のツッコミをさせていただこうと思います。トレニアの名前は確かにトレニアで御座いますが、それは決して名字などという世界にがっぽがっぽ溢れたものではなく、トレニアという一個人を表す名前で御座いまして、ところで今月は果たして何月だったかしら? とにもかくにも、機械と人間は結婚出来ないのだという結論に達しましたのでそれを学会に発表し一躍時の人となりたい所存で御座います」
「じゃあ、レッド・ニアになるわけだな」
「では、トレニアは今後トレーてるになりましょう。結婚ではなく、名前の交換。それもそれで面白いのかもしれませんし、いや、やはりつまりませんね。略して、つ、ま、ね。刺身のつまをムシャムシャと食べていた同級生のあの子は今いずこ。実はトレニアは学校に通ってなかったんですけれどね。存在しない同級生の昔話に花を咲かせるだなんて、トレニアもずいぶんと洒落た事が出来るようになったもんだわと自画自賛、のちの辞退。辞退というのは話題から辞退と言う事で、そう、これはつまり『今から別の話題に変えますわ!』という意思表示で御座います。なので、トレニアは、次にきっととある接続助詞を口から吐き出す事でしょう。ところで、いつからぐれーてるさんはレッドという名前になったのでしょうか? もしやトレニアの知らぬところで改名ブームが起こっているのですか。なんて事、それならばトレニアも今すぐフランソワ・フローレンに名前を変えます事でしてよ! ついでに一人称もフランに変更。ちょっと省略してるところが今回のお味噌ですわ。普段自分の名前を一人称に使っているので、改名と同時にそこらへんの変化も楽しめて一石二鳥ですね」
「そうだな。……ごめん、途中から何言ってるのかよく分かんなかった」
「トレニアも実は自分の言っている言葉の意味がマイナス一ミリも理解出来なくて頭痛に悩んでいたところです。このままでは頭が爆発しそうなので、ついでに芸術も爆発させてみようと思います。トレニアは今後、絵師、ならぬ名前師になりましょう。人々に芸術的な名前を勝手につけて回るいわゆる行動的なニートです」
「じゃあ俺にも名前つけてくれよ」
「そうですね。では、今日から貴女はレッド改めぐれーてるです。どうです? 素敵な名前でしょう?」
「あれ? なんかデジャビュ」
◆
ぐれーてる「俺とスヴァルトが結婚したら、俺はぐれーてる・ドワーエになるのか」
スヴァルト「ついに僕の気持ちがぐれーてるさんに通じた!?」
ぐれーてる「いや、やっぱこの話はなしで。お前と結婚するのは嫌だわ」
スヴァルト「なんでですか!? なんで一瞬だけ希望を見せたんですか!? ドエスですか貴女は!」
ぐれーてる「俺にも好みってもんがあるんだよ!」
スヴァルト「勝手に告白してきて、勝手に逆切れ!? もう、なんなんですかぁ!」
◆
ぐれーてる「俺とヒロが結婚したら、俺はぐれーてる・エマーソンになるんだな」
ヒロ「え、何でオレの名字知ってるんすか? 駄目っすよ、企業秘密っすよ! 口外禁止っすよ! ヒーローの名前は謎に包まれてるべきなんすよ!」
ぐれーてる「だって、お前カチュタの兄なんだろ? だったらエマーソンじゃねぇか」
ヒロ「ああ、なるほど!」
ぐれーてる「お前、案外馬鹿というかなんというか抜けてるよな……」
◆
ぐれーてる「俺とキシャルが結婚したら、俺はぐれーてる・キュベレになるのか」
キシャル「えぇ? あんたが嫁に入るほうなんですかぁ? どう考えても私のほうが嫁でしょう、口調的にも。あと、キュベレは偽名なんで別にその名前になるわけじゃあないと思いますよ。というかさせたくないですね、嫌ですよ自分の名前名乗るたびにあんたの事思い出すだなんて。せっかく偽名使ってるのに、さらにそれを隠すための偽名を作りたい気分になってきちゃったじゃないですか。もはや自分の名前が何なのかよく分からなくなってきましたよ」
ぐれーてる「婿入りという可能性もあるぜ!」
キシャル「ああ、確かに盲点でした。どっちにしろ女同士では結婚出来ないのが人間のルールじゃありませんでしたっけ? っつーか私なんぞと結婚したくないでしょう? 私もあんたなんかと結婚したくないんで、こんな展開誰も得しませんよ。そんな結婚認めませんからね、私は」
ぐれーてる「いや、別にお前とじゃなくても良いんだ。俺は結婚したいだけだから。相手は正直誰でも良い」
キシャル「最低じゃないですか。だから人間って嫌なんですよ、無責任というか無鉄砲というかなんというか。義理堅い蛙人のあかでも煎じて飲んだらいかがです? いっそ蛙人を煎じて飲んだらいかがです?」
ぐれーてる「不味そうだな」
キシャル「そういう問題じゃないんですよ」
◆
ぐれーてる「あ。また俺、ぐれーてる・エマーソンだ」
カチュタ「あら、あたしの家族がいつの間にか増えたのね」
ぐれーてる「俺とお前が結婚するんだよ。で、俺はめでたくエマーソン家の一員となる」
カチュタ「そうだったの。全く、じいやにも困ったものよね。あたしに黙って勝手に結婚の話をすすめるんだから。いつかはこんな日がくるとは思っていたけど……さすがに辛いわ」
ぐれーてる「安心しろよ。絶対に幸せにしてやるから」
カチュタ「ありがとう。でも、あたし、今でもじゅうぶん幸せなの。だから帰ってくれない?」
ぐれーてる「そうか。分かった」
◆
ぐれーてる「俺とアウロラが結婚したら、俺は何になるんだ?」
アウロラ「何の話でして?」
ぐれーてる「アウロラの名字って何だ?」
アウロラ「尖人には名字というものが存在いたしませんわ」
ぐれーてる「バティドゥアは?」
アウロラ「あの方には尖人としてのプライドがありませんのよ」
ぐれーてる「なるほど」
アウロラ「で、何の話でして?」
ぐれーてる「結婚しよう」
アウロラ「七年前にその言葉は言ってほしかったですわ」
ぐれーてる「七年前だったらOKだったのか。惜しい事したなぁ」
◆
ぐれーてる「俺はぐれーてる・D・イヌグパスになるらしい」
レウクロウ「お前獣人じゃねぇじゃねぇか」
ぐれーてる「いや、お前と結婚するんだよ」
レウクロウ「ふざけてんのか」
ぐれーてる「いたって真面目にふざけている」
レウクロウ「だいたい、獣人は結婚しても名字が変わらないっつー決まりがあるんだよ。人間と一緒にすんな」
ぐれーてる「じゃあ、俺は一生ぐれーてるなのか?」
レウクロウ「知らねぇよ」
ぐれーてる「お前はパスだな。やっぱり、どうせ結婚するなら名字欲しいし」
レウクロウ「よく分からんが、Namelessが暇だという事はよく分かった」
◆
ぐれーてる「ツァウィって言いにくいな。自分でも言えない名字に、果たしてなって良いものかどうか」
クロト『何の話ですか?』
ぐれーてる「お前と結婚しようと思ったんだけど、名字が言いにくすぎる」
クロト『ご命令とあれば改名しますよ』
ぐれーてる「おぉ、そりゃ助かるな!」
クロト『そのためには、一応マスターとして登録しなきゃいけないので、後で書類書いてください』
ぐれーてる「なんだそりゃ、面倒くせぇな。だいたい俺はお前と結婚したいだけだから、マスターにはなりたくねぇよ」
クロト『じゃあ、名前はちょっと変えられませんね。すみません』
ぐれーてる「いや、別に良いよ。他あたってみるわ」
クロト『頑張ってください』
◆
ぐれーてる「俺とお前が結婚したら、俺はぐれーてる・アンラムになるわけだな」
所長「どうした、ぐれーてる君。この所長の魅力についに気付いたというのかね」
ぐれーてる「気付いてはないけど、とりあえずプロポーズしまくってまわってるんだ」
所長「ははっ、相変わらずぐれーてる君は面白い事を考えるなぁ」
ぐれーてる「まぁ、言うなれば花嫁修業ってやつさ」
ミズハシ「全然違いますよ!」
ぐれーてる「マジで!?」
バティドゥア「八月八日だから? 八月八日だから安かったんでござるか?」
カプリット「何言ってんだ貴様。意味が分からん」
バティドゥア「だから、タコの足が八本だから……」
カプリット「意味が分からん。貴様、もう喋るな。黙って食え」
ぐれーてる「バティドゥア、お前タコ嫌いだろ? 俺が食ってやるよ!」
バティドゥア「いや、普通に好きでござるよ。拙者より意味分からん事を頼むから言わないでくれ」
ぐれーてる「そっか、好きなのか。お前見るからにタコ嫌いって感じの顔してんのに、好きなのか……」
バティドゥア「ぐれーてる殿の目に拙者の顔はどんな風にうつってるんでござろうか」
ぐれーてる「あ! でもお前紅しょうが嫌いだろ? 紅しょうが嫌いって事にしようぜ! 仕方ないから、俺がお前の分も食ってやるよ!」
バティドゥア「拙者の設定を捏造してまでタコ焼きをたくさん食いたいのかおぬしは。今更食いしん坊キャラになったところで出番は増えぬでござるよ」
カプリット「仕方がないな。私の分を半分わけてやろう」
ぐれーてる「さすがリーダー!」
カプリット「何、気にするな。どうせバティドゥアの金で買ったものだ」
バティドゥア「マジかよ。……タコだけに、カプリット殿をタコ殴りにしたい気分になってきたでござる」
カプリット「良いだろう、かかってこい。そんな貴様に焼きを入れてやるのも、リーダーの務めというものだ」
――――
「俺とバティドゥアが結婚したら、俺はぐれーてる・コープスになるのか」
「そうでござるね」
「なんかダサくて嫌だ。もっと良い名前になりたい」
「それに関しては安心して良いでござる」
「なんで?」
「拙者とぐれーてるが結婚する事などありえない」
「なるほど、確かにその通りだ。良かった、安心したー」
◆
「俺とミズハシが結婚したら、俺はぐれーてる・シュウジになるのか」
「シュウジは名字じゃなくて名前です。というか、なんですかいきなり突然。申し訳ないんですけど、俺にはもう心に決めた人がいるんで他当たってくださいよ」
「あ、ああ、そうだよな。辛い事思い出させちまってごめん」
「いや、なんで俺の恋がまるで上手くいかなかったとでもいうようなリアクションしちゃってるんですか。確かに上手くいってはなかったけど、失敗はしてないのでまだまだチャンスはあります。自分の世界に戻り次第、俺は彼女にアタックしていくつもりですよ」
「そうだよな。来世とかならさすがのお前も幸せになれるに違いねぇよな。頑張れよ!」
「来世て」
◆
「俺とリーダーが結婚したら、俺はぐれーてる・リーダーになるのか」
「ツッコミどころが多すぎて追いつかん。ちょっと誰かミズハシを呼んできてくれないか?」
「そもそも、この間抜けな発音の名前のせいでどの名字でもダサく感じるんじゃないか、って今気付いた。俺、改名しようかな」
「勝手にしてくれ」
「今後はグレーテルって名乗る事にするわ」
「そうか」
「ちなみに、グレーまでが名前で、テルが名字な」
「ああ、フルネームなのか」
「そしたら、リーダーと俺が結婚した場合、俺はグレー・リーダーになるわけだ」
「灰色のくせにリーダーなのか。レッドに怒られるぞ」
「じゃあ、もうレッドに改名するしかねぇな」
「なんでそうなるんですか!?」
「ようやくきたか、ミズハシ。もといツッコミ係。遅かったな」
◆
「俺とトレニアが結婚したら、俺はレッド・トレニアになるわけだな」
「レッドという言葉がどこからやってきてどこに行くのがひどく気になるところで御座いますが、ここはあえて空気を読みつつもキャラ崩壊な普通のツッコミをさせていただこうと思います。トレニアの名前は確かにトレニアで御座いますが、それは決して名字などという世界にがっぽがっぽ溢れたものではなく、トレニアという一個人を表す名前で御座いまして、ところで今月は果たして何月だったかしら? とにもかくにも、機械と人間は結婚出来ないのだという結論に達しましたのでそれを学会に発表し一躍時の人となりたい所存で御座います」
「じゃあ、レッド・ニアになるわけだな」
「では、トレニアは今後トレーてるになりましょう。結婚ではなく、名前の交換。それもそれで面白いのかもしれませんし、いや、やはりつまりませんね。略して、つ、ま、ね。刺身のつまをムシャムシャと食べていた同級生のあの子は今いずこ。実はトレニアは学校に通ってなかったんですけれどね。存在しない同級生の昔話に花を咲かせるだなんて、トレニアもずいぶんと洒落た事が出来るようになったもんだわと自画自賛、のちの辞退。辞退というのは話題から辞退と言う事で、そう、これはつまり『今から別の話題に変えますわ!』という意思表示で御座います。なので、トレニアは、次にきっととある接続助詞を口から吐き出す事でしょう。ところで、いつからぐれーてるさんはレッドという名前になったのでしょうか? もしやトレニアの知らぬところで改名ブームが起こっているのですか。なんて事、それならばトレニアも今すぐフランソワ・フローレンに名前を変えます事でしてよ! ついでに一人称もフランに変更。ちょっと省略してるところが今回のお味噌ですわ。普段自分の名前を一人称に使っているので、改名と同時にそこらへんの変化も楽しめて一石二鳥ですね」
「そうだな。……ごめん、途中から何言ってるのかよく分かんなかった」
「トレニアも実は自分の言っている言葉の意味がマイナス一ミリも理解出来なくて頭痛に悩んでいたところです。このままでは頭が爆発しそうなので、ついでに芸術も爆発させてみようと思います。トレニアは今後、絵師、ならぬ名前師になりましょう。人々に芸術的な名前を勝手につけて回るいわゆる行動的なニートです」
「じゃあ俺にも名前つけてくれよ」
「そうですね。では、今日から貴女はレッド改めぐれーてるです。どうです? 素敵な名前でしょう?」
「あれ? なんかデジャビュ」
◆
ぐれーてる「俺とスヴァルトが結婚したら、俺はぐれーてる・ドワーエになるのか」
スヴァルト「ついに僕の気持ちがぐれーてるさんに通じた!?」
ぐれーてる「いや、やっぱこの話はなしで。お前と結婚するのは嫌だわ」
スヴァルト「なんでですか!? なんで一瞬だけ希望を見せたんですか!? ドエスですか貴女は!」
ぐれーてる「俺にも好みってもんがあるんだよ!」
スヴァルト「勝手に告白してきて、勝手に逆切れ!? もう、なんなんですかぁ!」
◆
ぐれーてる「俺とヒロが結婚したら、俺はぐれーてる・エマーソンになるんだな」
ヒロ「え、何でオレの名字知ってるんすか? 駄目っすよ、企業秘密っすよ! 口外禁止っすよ! ヒーローの名前は謎に包まれてるべきなんすよ!」
ぐれーてる「だって、お前カチュタの兄なんだろ? だったらエマーソンじゃねぇか」
ヒロ「ああ、なるほど!」
ぐれーてる「お前、案外馬鹿というかなんというか抜けてるよな……」
◆
ぐれーてる「俺とキシャルが結婚したら、俺はぐれーてる・キュベレになるのか」
キシャル「えぇ? あんたが嫁に入るほうなんですかぁ? どう考えても私のほうが嫁でしょう、口調的にも。あと、キュベレは偽名なんで別にその名前になるわけじゃあないと思いますよ。というかさせたくないですね、嫌ですよ自分の名前名乗るたびにあんたの事思い出すだなんて。せっかく偽名使ってるのに、さらにそれを隠すための偽名を作りたい気分になってきちゃったじゃないですか。もはや自分の名前が何なのかよく分からなくなってきましたよ」
ぐれーてる「婿入りという可能性もあるぜ!」
キシャル「ああ、確かに盲点でした。どっちにしろ女同士では結婚出来ないのが人間のルールじゃありませんでしたっけ? っつーか私なんぞと結婚したくないでしょう? 私もあんたなんかと結婚したくないんで、こんな展開誰も得しませんよ。そんな結婚認めませんからね、私は」
ぐれーてる「いや、別にお前とじゃなくても良いんだ。俺は結婚したいだけだから。相手は正直誰でも良い」
キシャル「最低じゃないですか。だから人間って嫌なんですよ、無責任というか無鉄砲というかなんというか。義理堅い蛙人のあかでも煎じて飲んだらいかがです? いっそ蛙人を煎じて飲んだらいかがです?」
ぐれーてる「不味そうだな」
キシャル「そういう問題じゃないんですよ」
◆
ぐれーてる「あ。また俺、ぐれーてる・エマーソンだ」
カチュタ「あら、あたしの家族がいつの間にか増えたのね」
ぐれーてる「俺とお前が結婚するんだよ。で、俺はめでたくエマーソン家の一員となる」
カチュタ「そうだったの。全く、じいやにも困ったものよね。あたしに黙って勝手に結婚の話をすすめるんだから。いつかはこんな日がくるとは思っていたけど……さすがに辛いわ」
ぐれーてる「安心しろよ。絶対に幸せにしてやるから」
カチュタ「ありがとう。でも、あたし、今でもじゅうぶん幸せなの。だから帰ってくれない?」
ぐれーてる「そうか。分かった」
◆
ぐれーてる「俺とアウロラが結婚したら、俺は何になるんだ?」
アウロラ「何の話でして?」
ぐれーてる「アウロラの名字って何だ?」
アウロラ「尖人には名字というものが存在いたしませんわ」
ぐれーてる「バティドゥアは?」
アウロラ「あの方には尖人としてのプライドがありませんのよ」
ぐれーてる「なるほど」
アウロラ「で、何の話でして?」
ぐれーてる「結婚しよう」
アウロラ「七年前にその言葉は言ってほしかったですわ」
ぐれーてる「七年前だったらOKだったのか。惜しい事したなぁ」
◆
ぐれーてる「俺はぐれーてる・D・イヌグパスになるらしい」
レウクロウ「お前獣人じゃねぇじゃねぇか」
ぐれーてる「いや、お前と結婚するんだよ」
レウクロウ「ふざけてんのか」
ぐれーてる「いたって真面目にふざけている」
レウクロウ「だいたい、獣人は結婚しても名字が変わらないっつー決まりがあるんだよ。人間と一緒にすんな」
ぐれーてる「じゃあ、俺は一生ぐれーてるなのか?」
レウクロウ「知らねぇよ」
ぐれーてる「お前はパスだな。やっぱり、どうせ結婚するなら名字欲しいし」
レウクロウ「よく分からんが、Namelessが暇だという事はよく分かった」
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ぐれーてる「ツァウィって言いにくいな。自分でも言えない名字に、果たしてなって良いものかどうか」
クロト『何の話ですか?』
ぐれーてる「お前と結婚しようと思ったんだけど、名字が言いにくすぎる」
クロト『ご命令とあれば改名しますよ』
ぐれーてる「おぉ、そりゃ助かるな!」
クロト『そのためには、一応マスターとして登録しなきゃいけないので、後で書類書いてください』
ぐれーてる「なんだそりゃ、面倒くせぇな。だいたい俺はお前と結婚したいだけだから、マスターにはなりたくねぇよ」
クロト『じゃあ、名前はちょっと変えられませんね。すみません』
ぐれーてる「いや、別に良いよ。他あたってみるわ」
クロト『頑張ってください』
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ぐれーてる「俺とお前が結婚したら、俺はぐれーてる・アンラムになるわけだな」
所長「どうした、ぐれーてる君。この所長の魅力についに気付いたというのかね」
ぐれーてる「気付いてはないけど、とりあえずプロポーズしまくってまわってるんだ」
所長「ははっ、相変わらずぐれーてる君は面白い事を考えるなぁ」
ぐれーてる「まぁ、言うなれば花嫁修業ってやつさ」
ミズハシ「全然違いますよ!」
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